people 先輩インタビュー
いろいろなことに挑戦できる環境が、自分を成長させてくれました。
施工管理 H.T 1999年入社
ー入社したキッカケを教えてください。
元々絵を描くことやものをつくることが好きで、建築に興味を持ち、大学は建築学科を選びました。就職先を考える際、道下は建築全般に関われるイメージがあったのと、土木関連の仕事に携わっていた僕の祖父が、「地元(府中)で建築関係に進むなら『道下組(当時)』がええぞ」と勧めてくれたのがきっかけです。
ー新卒で入社した当時はどうでしたか?
建築というものをぼやっとしか理解できていなくて、1〜3年目までは、右も左もわからないながら、上司に付いて現場管理の仕事に従事していました。当時はとにかく必死でしたね。
ーものをつくることが好きだったのに、管理側に就くことになった?
そうですね。でも、実際にものづくりに関わることができて、完成してお客さまに喜んでいただけることが嬉しかったんです。工事の過程で大変なことや問題がいっぱいあるので、できたときは達成感でいっぱいでした。それがやりがいにつながっていました。
ーこれまでどんな現場に携わってこられたんですか?
最初は、住宅などの木造建築、公共工事のコンクリート工事、改修/リフォームなどを担当していました。13年ほど経った頃、一人で現場を任されることになり、住宅現場で施主様とやりとりをしたり、現場を回したり、見学会を実施したり、そういった経験もさせてもらいました。
ー施工管理としての業務内容を教えてください。
規模の大きい現場を担当することもあり、工事に入る前に、予算を管理しながら、図面を起こしてもらい、その図面に沿って、業者さんに依頼、各業者さんと打ち合わせ、スケジュール管理などの前準備を行います。工事が始まると、現場での安全管理、品質管理、スムーズに工事を進めるための工程管理など、全体を把握するように努めています。
住宅の現場になると、施主様の要望を聞き、見積書の作成、会社への申請など、一般的に営業の仕事と言われる業務も「一気通貫」で行うこともあります。
ーオールマイティーなスキルが必要そうですね。
そうですね。現場だけやっていればいい、という考えだと、物事が見えなくなるので、色々な経験をさせてもらい、たくさん失敗をして今があるなと思います。施工管理はとにかく「経験値」が重要だと思います。
ー働くうえで大変だなと思うことは?
図面通りに施工がうまくいかない時がよくあります。やっぱり、同じ図面を見ても一人一人解釈が違うし、こちらが伝えたつもりでも伝わっていないこともあります。「伝えること」って難しいなあ…とよく思います。なので、「確認は3回しなさい」と教わってきましたね。
ー道下工務店の働きやすさはどんなところで感じますか?
いろんなことに挑戦できるところだと思います。設計で入社しても、本人の希望で現場に入っているスタッフもいます。住宅でいうと、営業的な業務も学べますし、お客様へのサービス、現場管理など「一気通貫」で経験できるので、一通り流れがわかるようになるのは、成長につながると思います。
ー道下工務店のいいところってどんなところだと思いますか?
やっぱり「社員大工」がいることですね。一般的には大工さんって外注でお願いすることが多いんですが、うちには大工さんが社員として所属しています。外注の大工さんだと、早く終わらせて次の現場へ、となりがちですが、うちの大工さんは「いいものを作りたい」という思いを持った職人ばかりで、効率ももちろん考えますが、丁寧なものづくりをとことん追求する。そこが、私たちが誇れる部分です。
[休日の過ごし方]
子どもの習い事や部活動に付きあっていることが多いです。