people 先輩インタビュー
技術者、経営者として尊敬できる父の背中を追いかけています。
営業 道下 瑛司 2021年入社
ー家業を継ぐという気持ちが芽生えたのはいつですか?
大学受験で進路を考えるとき、元々理系だったのですが、色々なことを学んでみたいと「商学部」を選びました。その時は帰ってくるつもりはなかったんですが、大学生活の中で、たくさんの経営者の方と出会い、お話を聞いていく中で、「家業を継ぐ」という意識と覚悟が芽生えてきました。
ー「道下工務店」に入社する前はどんなことをされていたのですか?
跡を継ぐには、やっぱり建築を学ばなければいけないと、さらに3年、別の大学に通い、建築を学びました。その後、直ぐには戻らず、不動産デベロッパーの会社で、企画営業の仕事に就きました。賃貸マンションの開発とそのための土地の仕入れなどを行なっていました。
ー大学卒業してからすぐには帰って来られなかったんですね。
両親からは「好きなことをしていい」と言われていましたし、元々、建物がまちに与える影響について興味があり、そういったまちづくりに携わりたいという思いがあったので、やりたいことをやらしてもらいました。
ー現在の業務内容を教えてください。
今は、展示場や完成見学会にお越しいただいたお客様の対応をはじめ、土地探しの段階からお引渡しまでお客様のサポートを行っています。あとは、広報や採用、総務など全般に関わっています。
ー働くうえでのモチベーションは?
やっぱり、家が完成してお客様にお引き渡しした際に、喜ぶ姿が直接見られることです。前職は、法人営業がメインで、お客様というよりも取引先の方々と仕事を進めていく仕事で、そういった場面があまりなかったので、特にやりがいを感じます。
ー難しいなと思う仕事はありますか?
前職で法人営業をしていた頃は、数字を見せていかに相手に納得してもらうかを考えていましたが、今はお客さまのご要望に寄り添いながら、いかに喜んでいただけるサービスを提供できるか、を考えながら仕事をしていますが、なかなかうまくいかないなあと思う時もあります。
ー道下工務店で働くやりがいはどんな時に感じますか?
地元のまちに自分たちが建てた建物が残っていくというのは、やっぱり一つのやりがいにつながりますね。
ー現社長であるお父様はどんな方ですか?
社長としては、28歳で跡を継いで、今まで会社を継続して経営してきたという部分は尊敬できますし、技術者としても「いいものを作ろう」というところを社員に伝えて、品質を大切にしている部分も尊敬できる部分かなと思います。父としては、家族で食事に行く程度はありますが、距離感が難しいですね(笑)
ー今後ご自身が目指しているものはありますか?
技術に関してはまだまだ未熟なので、学び続けていきたいなと思います。会社全体を早く把握できるようにしていきたいです。
[休日の過ごし方]
サウナに行くことが多いです。